【初心者向け】バイクの二人乗り(タンデム) 条件・注意点まとめ【法律・解説】
最近バイクに乗れていなくて、テンションが上がらないhex385です。
今回は、バイクの二人乗り(タンデム)について解説していこうと思います。
皆さんは、バイクの二人乗りについてどんなルールがあるか、ご存じですか?
この記事では、主に 法律周りの基礎知識などをまとめています。
今からバイクに乗ろうとしている人は結構参考になると思いますので、最後までお付き合いいただければ幸いです。
目次
あわせて読みたい記事
この記事では、バイクの排気量について数多く触れています。
もし排気量に関して自信の無い方、基礎知識が欲しい方は、下記の記事に詳しくまとめておりますので、あわせて読んでいただければより楽しめるかと思います!
バイクで二人乗りする際の条件
排気量50CCのバイクはダメゼッタイ。
これは、一般常識として大多数の方が知っている内容かと思いますので、詳細は割愛します。
ヤンチャな子たちが街中で2人乗りで疾走しているのをたまに見ますが、真似しちゃ駄目ですよ。
タンデムステップ・タンデムバー・タンデムシートなどが付いている乗車定員が2名のバイク!
バイクって実は、乗車定員が決まっているんですよね。
とっても簡単に見分ける方法があるので説明していきます。
下の画像のバイクって、かなり小柄なバイクなので一見どっちも一人乗りしか出来なさそうですよね。
これ、赤いバイクは一人乗り専用で、黒いバイクは二人乗りできます。
見分け方は簡単で、バイクに「タンデム関連装備」(二人乗りの為の装備)が付いているか否かで判別可能です。
黒いバイクの画像の赤丸で囲っている部分が、二人乗りに必要なタンデムステップとタンデムシートです。
250CCクラスのバイクでも、スーパースポーツ系のバイクだったり、2stのネイキッドバイクとかは意外と1人乗り専用バイクだったりするので、意識して見てみると結構楽しいです。
バイクの免許を取得して1年以上経過していること。
車だと免許を取ってから1年間は初心者マークを貼ることが義務付けられていますが、バイクにはそんなものはないんですよね。
ただ、一つだけ例外があって、二人乗りだけは「免許取得してから1年間はしてはいけない」と法律で決められています。
理由は、二人乗りってだけで運転の難易度が跳ね上がるから です。
二人乗りしたことの無い人に、難しさを説明するのはなかなか難しいですが、「走る・曲がる・止まる」の基本動作の難易度が跳ね上がります。
また、後部座席に乗っている人の動きにも影響を受けたりもします。
大人しく、1年間、しっかりバイクに乗って運転技術を磨けっていうメッセージだと受け取りましょう。
二人乗り 且つ 高速道路を走る時の条件
二人乗りで「一般道」を走る際の条件を書いてきましたが、ここからは「高速道路」を走るための条件です。
高速道路で二人乗りをする場合は、先ほどの条件に、さらに1つだけプラスされます。
「年齢が20歳以上で、自動二輪免許を取得して通算3年以上経過している」
はい、一般道の条件の一つに、「免許を取得して1年以上経過していること」がありましたが、さらに厳しくなって年齢制限がついています。
バイクの免許は、「普通自動二輪免許」であれば16歳から取得可能になりますが、20歳までは高速道路で二人乗りはできません。
先ほど説明しましたが、二人乗りはかなり難しい上に危険度も上がりますので、当然といえば当然ですよね。
ちょこっと余談
ちなみに、高速道路での2人乗りは2005年までは全面禁止でした。(意外と最近ですよね。)
アメリカ政府や、同じくアメリカのバイクメーカー「ハーレーダビッドソン」から「非関税障壁」と指摘されたことがきっかけで、規制緩和されました。
(つまり、日本では高速道路で2人乗りできないことが、日本でハーレーが売れない原因の一つであると指摘したわけですね。)
まぁ、ハーレーぐらいの大きな車格のバイクであれば、確かに2人乗りでも問題なく高速巡行可能ですもんね。
その結果どれだけハーレーが売れたのかは良く分かりませんがね・・・
ごく一部、条件を満たしていても2人乗りできない道路も
「首都高速道路」や、「大型自動二輪車及び普通自動二輪車二人乗り通行禁止標識」がある場所では、二人乗りはできないようです。
私は、福岡在住なので全く関係ないのですが、都心の方は要注意ですね。
まとめ
今回は、バイクの二人乗りについて書いてみました。
私がバイクに乗る以前の話なんですが、知り合いに、バイクの後ろに乗っけてもらった経験があります。
その時は、多少怖さはあったものの、バイクっていいものだなって感じるきっかけにはなったので、もし友達と一緒にバイクで走りたいなと思っている方がいらっしゃれば、そういう布教方法も効果的ですよ(笑)
最後に、もし二人乗りをする際はいつも以上に安全運転を気を付けてくださいね。
普段の運転よりもとっても難しいし、人ひとりの命の重みが増えるので!
ということで、今回は以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました。