【キックオンリー】バイク解説記事~キックスターター付きバイク6選~【セル/キック併用式】
今回は、私の大好きな”キックスターター”が付いているバイクを解説していきます。
この記事では”キックスターターが搭載されているバイク” + ”入手しやすいバイク”にフォーカスして執筆しています。
後述していますが、キックスターターそのものの解説記事は別記事になりますので、もし興味があればそちらもご覧ください。
目次
あわせて読んで欲しい記事
キック始動の魅力や、メリット・デメリットなんかをまとめた記事です。
そもそもキックって何?って方や、キックの魅力に取りつかれていない人はコチラも併わせて読んでいただければ2倍楽しめます。
キックオンリーのバイク(キック始動のみ)
【YAMAHA】SR400
現行車種でキック始動のバイクといった点でいけば、このバイク以外の選択肢がありません。
40年を超える歴史を持つ、バイク界の超ロングセラーモデルです。
大半のバイクは、モデルチェンジの影響でキックペダルを排除することがほとんどですが、このSR400は未だにキックペダルオンリーの始動方式を取っています。
コレって本当に凄いことなんですよ。
世界のどこを探しても、コレだけのシェアを誇るのにキック方式を貫いているバイクは無いです。
40年間変わらないことも凄いコトですが、いつの時代のバイク新規層にも人気っていうのもヤバいです。
ベテランライダーに人気があるだけじゃなく、新しくバイクに乗ろうって考えている層にまで受け入れられている、ハンパないバイクですよ。
セル / キック 併用のバイク
【KAWASAKI】W650
KAWASAKIの名車、W650です。(通称”ダブロク”)
もちろんキックペダルが搭載されています。(後継車のW800には搭載されていません)
このバイクのコンセプトである、「美しいモーターサイクル」の名に恥じない、素晴らしいデザインですよね。
1999年から2009年まで生産されたバイクで、残念ながら新車での購入はできません。
今なお語り継がれる名車で、個人的にはプレミア価格がそろそろ付きだすんじゃないかと思っています。
乗り味は大型ながらマイルドで、ゆったり走ることに重きを置いている、ノスタルジックなバイクです。
大型免許を持っている方には かなりオススメなバイクです。
【HONDA】CB400SS
CB400って聞くと、教習車のSF(スーパーフォア)を思い出すかもしれませんが、コチラのバイクは単気筒です。
SR400の対抗馬として販売された為、初期モデル(2001~2002)はキック始動のみでしたが、2003年のマイナーチェンジからセルも搭載され、セル/キック併用式へと進化を遂げます。
残念ながら市場での人気は芳しくなく、不人気車種のレッテルを貼られることも多いバイクですが、個人的にはこのバイク、かなり好きです。
飽きのこないシンプルなデザインで、カスタム映えしそうなバイクですよね。
SR400が欲しいけど、どうしてもキックオンリーはキツいって方にはうってつけのバイクだと思います。
【SUZUKI】ST250E-type
管理人の愛車です。
先ほどから紹介しているクラシック系バイクの中では”250CCクラス”で”キック付き”の珍しいバイクです。
価格も手ごろで、乗り味も悪くない為、かなりコスパに優れたバイク。
もし詳細が知りたい方は、管理人のレビュー記事がありますのでコチラからどうぞ。
実際にキックペダルが搭載されているのは、2003~2007年迄のモデルなのでご注意を。
【SUZUKI】グラストラッカー / グラストラッカービックボーイ
ストリート系バイクであるグラストラッカーもキック搭載モデルとして有名です。
先ほど紹介したST250Eと同型エンジンを搭載しています。
しかもST250Eよりも小柄なバイクなので、かなり小回りが利きます。
カスタムパーツも非常に豊富ですし、自分の好みに合わせてカスタマイズできるのはストリート系バイクの強みですよね。
たしか、2000年~2008年のモデルまでキックが搭載されていました。
【YAMAHA】TW200 / 225
YAMAHAが誇る、ストリート系のレジェンドである”TWシリーズ”もキック式のバイクとして有名ですね。
本当はガチガチのオフロードバイクだったのですが、若者たちがこぞってカスタムするストリート系バイクへと変化したバイクです。
猛烈に売れたバイクなので、中古市場では一桁万円から購入ができてしまうほど安いです。
セルを排除し、キックオンリー仕様になっているカスタムが多いのも特徴です。
カスタムパーツが異常に豊富なので、安い車両を手に入れて自分好みにカスタムするのも面白いですよ。
尺の都合上書けなかったバイク達
管理人がパッと思い出せる範囲内で、キック始動のバイクを羅列していきます。
市場に出回っていないバイクもチラホラありますが、参考になれば幸いです。
【HONDA】モンキー・エイプ50 / 100・JAZZ・カブシリーズ etc…
【YAMAHA】ポッケ・メイト・YBR125・XTZ125・セロー225・XSシリーズ etc…
【SUZUKI】バーディー・GN125・DR-Zシリーズ・ジェベル125 / 200 / 250・GN400E etc…
【KAWASAKI】KSRⅠ / Ⅱ / 110・KDXシリーズ・KLX250 / Dトラッカー etc…
【その他メーカー】ロイヤルエンフィールド(ブリットシリーズ等)・スネークモータース(K16等) etc…
※ノーマル状態では付いておらず別途カスタムで取り付け可能な車種も含めています。
羅列したバイクの傾向をみると、原付スクーター・オフロードバイク・2stバイクなどが多いですね。
最後に
やっぱりキック始動ってカッコいいですよね。
新車でキック始動のバイクが出る機会はもうないのかもしれませんが、いつかそんなバイクが出てくれないかなと妄想したりすることもあります。
ちなみに管理人は、キック始動ができるからという理由で”ST250E”に乗ってます。
さて、今回紹介したバイクは SR400以外 新車で購入は ほぼ不可能 です。
もしキック付きバイクが欲しい場合、中古市場とにらめっこすることになりますが、妥協せずにバイク探しを続けましょう。
諦めずに探せば、きっといいバイクと出会えるはずです。
以上、最後までご覧いただきありがとうございました。