【事故防止】バイクを運転していてヒヤッとする瞬間 3選【安全運転】

どうも、hex385です。

皆さんは、バイクを運転していて、事故に遇いそうになったり、ヒヤッとする経験はありますか?

 

免許を取って乗り始めたばかりの時は、運転に精一杯になるあまり、そういう場面に直面する機会が多いかと思います。

また、バイクに乗り始めて2~3年ぐらい経って慣れ始めた頃でも、実力の過信や、不注意から危ない体験をするってこともあります。

(私がバイクで大きな事故をしたのも、そのタイミングでした。)

 

こういったヒヤッとする場面を安全回避する方法は、事前に「危機予測」ができていればいいってことなんですけど、公道での危機予測って、一旦教習所を出てしまったら、あまり学ぶ機会ってないですよね。

それこそ、実体験などをすれば予測はできるようになるけど、そういうわけにもいかないですし。

 

ということで、今回は、バイクを運転していてよく感じる、ヒヤッとする瞬間などを集めてみました。

対策なども併せて書いていますので、危機予測を事前に立てて、しっかり安全マージンを取った運転を心がけていきましょう。

 

 

目次

ヒヤッとするタイミング① ~交差点にて~

車の交通事故のイラスト(女性)

バイクで交差点を直進するときに、ギリギリのタイミングで右折車が通り抜けていくこと、ありませんか?

ヒヤッとしますよね、もしそのままスピードを上げていたら、あわや衝突。。。

 

これは、かなり代表的な事故のパターンで、私も1度経験している、右直事故になります。

交差点などでよく起こる事故で、右折したい車と、直進したいバイクが衝突してしまうパターンですね。

私が事故に遇った際の状況等は以下のリンクからどうぞ。

 

どんな時に、なぜ起こるのか

なぜ、こういった事故が起こってしまうのか、ドライバーとライダーの心理を説明すると、

車のドライバーの心理
「遠くからバイクが来てるけど、間に合いそうだから曲がっちゃおう。」
or
「バイクは来てないな、曲がっちゃおう。」

ライダーの心理

「交差点でウインカーを出してる車がいるけど、直進が優先やしなぁ。」
「そこそこ速度も出てるし、このタイミングで曲がってくるわけないだろう。」

こんな感じで、両者の心理が不一致となり、事故が起こってしまいます。

 

この事故の怖い所は、車同士でこの心理は起きにくく、バイクと車だから起きやすいということ。

理由は単純で、車のドライバーから対向車線のバイクを見ると、実際の距離より離れて見える傾向にあるからです。(判断を誤認する、もしくは発見が遅れる。)

 

対策

・飛び出てくる前提で、速度を落として直進する。

 

ドライバーを絶対に信用しないこと、これが一番効果的です。

明らかに曲がったらダメなタイミングでも、平気で曲がってくる車、全然います。

ライダー側からしたら、少し理不尽に感じるかもしれませんが、自分の身を守るためです。

 

・他の車と同時に並走する。

 

速度を落として直進することが一番安全だということを頭に入れたうえで、あわせ技として使ってほしい対策です。

車と並走することで、バイクの存在を分からせることができます。

 

似たような事故について(サンキュー事故)

右直と同じような状況で起きてしまう事故があります。

それは「サンキュー事故」です。

渋滞時の交差点などで、対向車線の右折車を先に行かせる為に停止している状況で、それを知らないすり抜けてきたバイクが右折車と衝突する事故です。

右折車からすれば、対向車線の車から譲ってもらえた状況のため、「おっ、サンキュー」と思い、すぐに走り抜けようとする心理が働くため、「サンキュー事故」という名称で呼ばれています。

 

対策

・交差点が詰まっている状況

・進行できるのに停止している車がいる。

 

こういう状況でノンストップで通り抜けるのは、自殺行為です。

こういった状況ですり抜けを利用する際は、必ずスピードを落として、目視で安全を確認しましょう。

 

 

ヒヤッとするタイミング② ~見晴らしの悪い道路にて~

交通事故のイラスト「飛び出し」

見晴らしの悪い道路を走っていて、カーブミラーに車が走ってくるのが見えているような状況。

車が走っている道には、一時停止のマークがあり、バイク側のほうが優先のためそのまま直進。

車は一時停止をせずに、そのまま直進しようとする車にヒヤッと!

こんな経験ありませんか? 

いわゆる「出会い頭事故」といわれる事故ですね。

交通事故の中では非常にポピュラーで、かなりの割合をこの事故が占めています。

十字路やT字路などで、別々の方向から進行した車両と 車両 or 歩行者が衝突してしまう事故のことをいいます。

 

 

どんな時に、なぜ起こるのか

これは、様々なパターンが考えられます。

よく起こる、代表的なパターンで解説していきますね。

 

・交差点に進入する際に、カーブミラーを見ていない(もしくは見たけど、発見できていない)。

・カーブミラー先の車が停止するはずだと思いこんでしまう。

・自分が優先だと誤認してしまい、進入してしまう。

 

他にも様々なパターンが考えられますが、代表的なものはこのあたりでしょうか。

「思いこみ」「見落とし」事故を引き起こす原因ですね。

  

 

対策

・飛び出てくる前提で、速度を落として直進する。

 

こちらが優先の場合でも、飛び出してくる前提で。。。

先の右直事故の項目でも説明しましたが、バイクは車から存在を認知され辛い乗り物です。

少し腑に落ちないかもしれませんが、菩薩の心で、いつでも停止できる速度で直進しましょう。

 

・一時停止の際は、二段階停止を行う!

  

こちらが停止しなければいけない場合には、一時停止線の手前で停止をしたあとで、さらにゆっくりと交差点に進入しましょう。

そこで、2度目の停止。 ちゃんと自分の目で交通状況を確認してから、進行しましょう。

カーブミラーで安全を確実に確認しても、死角は存在します。

少しずつ車両を前に出すことで、存在を誇示させて、目視で確認した上で進入することが大事です。

滅多にありませんが、見晴らしの悪い道路なのに、カーブミラーがズレていたりして全く進入車両が見えない場合もありますしね。

 

 

ヒヤッとするタイミング③ ~突然の進路変更など~

左車線を走行中に、右車線の車が突然左折してきたりして、ヒヤッとした経験はありますか?

もしくは、すり抜けをしている途中で、急に左ウインカーを出して左折してくる車にドキッとしたりとか?

こういった事故を「巻き込み事故」といいます。

何度でもいいますが、バイクは、車のドライバーから見落とされやすい乗り物です。

きちんと対策をすることで、事故を防いでいきましょう。

 

どんな時に、なぜ起こるのか

・交差点の左折時や車線変更時に、ドライバーがバイクを見落としているとき。

大体の場合は、ドライバーが巻き込み確認を怠ったりウインカーなどで後方に注意を促す間もなく曲がりだすなどが原因で起きます。

また、車の死角にバイクがいる場合はこの事故が起きる確率が飛躍的に向上してしまいます。

 

車の死角ですが、車の左斜め or 右斜めなどの位置が代表的です。

また、大型のトラックの脇などは、運転席の高さも相まって、死角になりやすいです。

 

対策 

・車の死角に入り続けない!

巻き込み事故は、死角に入らないことで、ある程度防ぐことが可能です。

ドライバーにしっかりと存在を誇示することが重要ですね。

また、巻き込みは左折時に多く起きますので、しばらく直進するような場合は、右車線を走るなども効果的かと思います。

  

・無謀なすり抜けはしない! 

交差点で左側から強引にすり抜けていくバイクが多いですが、ウインカーが出ていないからといって、曲がらないとは限らないです。

また、一旦 右に大きく膨らんでから左折するクセを持つドライバーもいます。

ウインカーを出すのが遅くて、右側に膨らんで曲がる車、想像してみてください。

強引なすり抜けをする思考のライダーだったら、そのまま行けるって判断しちゃいそうですよね。

別にすり抜けをするなというつもりはありませんが、車が信号で停止中などでない限りは左側から強引にすり抜けていくのは控えた方がいいですよ。

 

 

まとめ

今回は、バイクを運転していてよく感じる、ヒヤッとする瞬間をまとめてみました。

あくまでも代表的なものを記載したので、ほかのヒヤッとすることも沢山あるかと思います。

こういった経験をしないことが一番いいのですが、公道を走っているとどうしてもそういう機会が増えていきますよね。

こういったヒヤッとする経験って、実際に事故に発展しないことがほとんどだとは思うので、その時は覚えていても、しばらくすると忘れてしまいがちです。

この記事を読んで、今一度自分の運転を振り返ってみてください。

 

今回紹介した3例は、バイク事故の主要原因です。

全ての事故を防げるとはいえませんが、この記事を読んで、意識して運転することで、少しでも事故に遇う確率を下げることができるかと思います。

 

この記事が少しでもライダーの意識改善につながれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。