【初心者向け】 立ちゴケしてしまったら バイクの引き起こし方のコツ 解説【女性でも問題なし】

こんにちは、hex385です。

皆さんが、バイクの免許を取る時に大変だったコトってありますか?

 

個人的には、バイクの引き起こしって、しんどいなって思ってました。   

滅茶苦茶下手糞だったので、鬼のように立ちゴケしまくって、その都度引き起こししてってループで、少し気持ちが滅入ったりました。 

 

ただ、あまりにも倒す回数が多いので、だんだん引き起こしのコツが掴めてきて、途中からはコケそうになったらバイクを放り投げるくらいになりました(失笑)

 

今回は、そんな立ちゴケしまくった経験を生かして(?)
バイクの引き起こしのコツなどを解説していきたいと思います。

  

 

目次

引き起こしのコツ

オーソドックスなパターン (左に倒れたパターンで解説)

教習所で教わるやり方です。

※左に倒れた場合の倒し方で説明します。

 

①まず、左手はハンドルの左グリップ部分を持ちます。(片手でハンドルを左に切るイメージ) 

②右手を、シート裏のフレーム部分(力を掛けても大丈夫な部分)などに手を掛けます。

③アキレス腱を伸ばすような姿勢で、しゃがみ込みながら、胸やお腹などをバイクのシートに押し付ける。

④足の力を使って、斜め45度くらいに押し出すイメージで力を入れて、起こす。

 

ざっくり書きましたが、教習所に行けばこのやり方で、手取り足取り教えてもらえると思います。

「てこの原理」を使って起こすので、力が無い人でも、まず問題なく起こせる方法ですね。 

 

教習車と市販車の違い  

教習所で教わったやり方でも全く問題ないのですが、一つだけ問題点があります。

教習者には非常に立派なエンジンガードが付いていて、倒した場合でもエンジンのダメージを軽減させたり、バイクの下敷きになることを防止してくれます。

ただ、市販車には「エンジンガードが付いていないバイクのほうが多い」です。

別に法的に装着必須な部品ではないので、普通の人なら、無縁なアイテムです。

 

エンジンガードの有無で、引き起こしの難易度って跳ね上がります。

バイクによっては、完全に地面に接地してしまうため、体を入れる隙間が少ないんですよね。

そこで、自己流ではありますが、エンジンガードが付いていないバイクでも使える引き起こしのテクニックも紹介してみます。

 

自己流パターン (左に倒れたパターンで解説)

①まず、左手はハンドルの左グリップ部分を持ちます。(片手でハンドルを左に切る)

②右手も、ハンドルの右グリップ部分を握り、同時にブレーキを握り込む。

 ※この状態で、斜め45度くらい上に力を掛けながら、ハンドルを左に完全に切ると隙間が生じます。

③左ひざを立てた状態で、しゃがみ込みながら、右ひざと、腰をバイクのタンクに押し付ける。

④腰を支点に、足の力を使って、斜め45度くらいに押し出すイメージで力を入れて、起こす。

 ※もたれかかりながら、起こすイメージ。

 

文章だけだと少し伝わり辛いかもしれないですね。

教習所で教わるやり方だと、ハンドルと後部シートあたりを使って起こすのですが、このやり方では、両ハンドルを握り込んで、腰を滑り込ませて、足の力で持ち上げています。 

個人的にはこっちのほうがスムーズに引き起こせて、そのまま乗車姿勢なり、バイクを押す姿勢に移れるのでオススメです。 

(コケない乗り方をするのが一番ですが。。。)

 

起こせないなら乗るな?は暴論だと思う!

マンホールで滑るバイクのイラスト

私の個人的な意見です。

バイクを倒してしまって、誰かの手を借りて引き起こしをしてもらう場面などを見て、よく聞くワード。

「起こせないなら乗るなよ!」

 

個人的には、「別にええやん。」って思います。

少なくとも、折角バイクに乗った人、自分の愛車を倒してしまった人に対して、投げかける言葉ではないような気がします。

買う前に、このバイク起こせるかな?、ちょっと自信ないからやめとこうかな。って思考になる人はそれで別にいいと思うんですけど、そこまで考えずに買う人もおるわけで。

 

まぁ勿論、起こせるに越したことはないですけどね。

バイクを起こせなくても誰かを頼ればいいと思うし、起こせないからって理由で好きなバイクに乗らないって凄く勿体ないと思いますよ。

世の中には色んなバイクがあるし、そりゃあ超重たいバイクだってありますから。

愛着もって乗り続けていけば、徐々にうまくなって、コケる経験も減っていきますし、好きなバイクに乗るのが一番だと思います。

 

まとめ

今回は、バイクの起こし方にフォーカスをあてて記事を書いてみました。

教習所で習ってから、一度も経験したことの無い人もいるかもしれませんが、ある日突然起こる、引き起こしのタイミング。

意外と火事場の馬鹿力で何とかなったりしますが、記憶の片隅に置いておくと、いざって時に安心です。

  

この記事が誰かのためになれば幸いです。

  

最後までご覧いただきありがとうございました。