【バイク】”ドラムブレーキ”&”ディスクブレーキ” ざっくり解説してみた【どっちがいい?】

どうも、hex385です。

今回は、ブレーキについての記事です。

 

早速ですが、ドラムブレーキ・ディスクブレーキってご存知ですか?

 

何となく理解はしているかもしれませんが、それぞれどんな特徴がある理解できていますか?

 

この記事では、”ドラムブレーキ””ディスクブレーキ”を比較しながら、それぞれの特徴を解説していきます。

下記のような疑問を解消することができるので、気になる方は是非ご覧ください。

疑問点

結局どっちが最強なの?

ドラムブレーキ、ディスクブレーキの違いって何?

それぞれのメリット・デメリットって?

  

  

目次

結論、ディスクブレーキが最強です。

ドラムブレーキ・ディスクブレーキともに、メリット・デメリットがありますが、”性能面”ではディスクブレーキが最強のブレーキです。

もちろん、ドラムブレーキにも優れた面がありますので、この後の項目で、各ブレーキの特徴などを解説していきます。

   

   

ドラムブレーキとは? 

ドラムブレーキは、見た目が凄くスタイリッシュです。

仕組みを図解しようかと思いましたが、絵心がないのでやめておきました。(30分くらいペイントで試行錯誤しました) 

 

大体下記の図のような仕組みで、ブレーキをかけます。

出典:Akebono ドラムブレーキ解説ページ

回転するドラム部分に、ブレーキライニングを押し付けることで摩擦を発生させ、減速させる仕組みですね。

昔ながらのブレーキ方式ですが、現在でも軽自動車や、原付バイクなどに多く採用されています。

 

 

ドラムブレーキのメリット

・メンテナンスの頻度が少なく、手間いらず。

ディスクブレーキと比較して、ドラムブレーキはメンテナンスの頻度が少ないです。

構造が単純なこともあって、滅多に壊れることは無いので手間があまりかかりませんね。

 

・見た目がクラシックなので、カッコよく見える。

ドラムブレーキは、昔からある古い技術です。

古い見た目のバイクが好きな方は、ドラムブレーキにこだわりを持っている人も多いですね。

個人差がある部分ですが、管理人もドラムブレーキの見た目は大好きです。

 

完全に余談ですが、代表的な車種としては、SR400の2型(1985~2000年式)とかは有名ですね。

初代SR400(1978~1984年式)がディスクブレーキ搭載車両にも関わらず、見た目のクラシック感を高めるためにわざわざドラムブレーキを採用しています。

出典:Webike SR400 1996年モデル

 

 

ドラムブレーキのデメリット

・メンテナンスする場合は、比較的メンドクサイ。

メリットの項目で、メンテナンス頻度が少ないと記載しましたが、いざメンテナンスをするとなった場合はメンドクサイです。

ホイールをはずさなければメンテができないので、初心者が一人でやるには大変です。

   

・ハードな走行には不向き

仕組み上、ハードなブレーキをしていると制動力が下がりやすいです。

またディスクブレーキと比較して、ブレーキの感覚が掴みづらいため、繊細なブレーキングには不向き。

総じて、スポーツ走行には不向きなので、SS系のバイクや、スポーティなネイキッドバイクには搭載されていません。   

 

 

ディスクブレーキとは? 

車輪と一緒に回転するディスクを、ブレーキパッドで両側から挟みこむことで摩擦を発生させ、減速させる仕組みです。 

スポーツタイプのバイク、ネイキッドバイクなど様々なスタイルのバイクに取り付けられています。

ABS対応のブレーキなんかは基本的にディスクブレーキの特権でもありますね。

総じて、高い性能を持ったブレーキシステムです。

 

 

メリット

・ブレーキの感覚が分かりやすい

油圧でブレーキをかける仕組みのため、ブレーキの感覚をダイレクトに感じることが出来ます。

微調整などもしやすいため、操作性が高く、スポーツ走行が得意なバイクにはほとんど標準装備されています。

  

・メンテナンスやカスタムが比較的しやすい

ディスクブレーキは露出しているため、比較的メンテナンス性が高いです。

また、ブレーキパッドやディスク自体の交換も比較的やりやすく、カスタム性が高いですね。

  

 

デメリット

・メンテナンスの頻度が高い

ブレーキパッドの交換や、ブレーキフルードの交換など、メンテナンスの頻度がそれなりに高いです。

手間自体はそこまでかかりませんが、ドラムブレーキはメンテナンス頻度がとても少ないので、めんどくさく感じる人もいますね。

また、メンテナンスの頻度が高いことから、消耗品交換などのコストもかかります。

 

・転倒、衝突時に破損しやすい。

ディスクブレーキはむき出し状態で装備されているため、転倒・衝突などの軽い事故でも故障しやすいです。 

とはいっても、軽い事故に抑えてくれるのはブレーキの性能のおかげだったりするので、デメリットとは言い難いかもしれませんね。

  

  

ドラム・ディスク両方装備している車両も?

管理人が乗っているバイク(ST250E)もそうですが、フロントはディスクブレーキで、リアはドラムブレーキという複合した使い方もあります。 

性能面では、ディスクブレーキの方が優れているため、一番重要なフロント部分はディスクブレーキを採用し、リアブレーキはコストが安いドラムブレーキを採用しているパターンですね。

意外と”前後共にドラムブレーキ”の車両って少ないので、こういった手法でコストを下げている車両も多いです。 

 

  

まとめ

今回は、ドラムブレーキ・ディスクブレーキについて解説してみました。

バイクに興味を持っている人なら何となく知っているかもしれませんが、意外と奥が深いジャンルでもあります。

カスタムなどでチューンアップも可能ですし、もし気になる方がいらっしゃれば、深掘りしてみるのも面白いですよ。

  

 

当ブログでは、良く聞くバイク用語なんかを”ざっくり解説”しています。

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喜んで書かせていただきます。

 

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。