【バイク】レイングローブ徹底解説&オススメ商品10選【雨天対策】

突然ですが、皆さんは“手元の雨対策" 出来てますか?

全身が濡れるのは避けたいから、レインウェアは意外と持ち歩く人が多いですが、グローブに関しては諦めてませんか?

 

この記事では、雨の日でも快適なレイングローブの選び方オススメ商品を紹介していきます。  

オーバーグローブについてもガッツリ解説してますよ。 

 

下記の疑問点を解消可能ですので、是非最後までご覧いただければ幸いです。

疑問点

レイングローブが欲しいけど、選ぶときのポイントって何?

ゴアテックスとか、防水素材についてよく聞くけど、実際どんなの? 

オーバーグローブのメリット&デメリットって何?

オススメのレイングローブ&オーバーグローブってどれ?

  

   

目次

選ぶ前に知っておいて欲しい”5つ”のポイント 

ちょっと要点が多くなってしまいましたが、どれも重要項目です。

割と当たり前なこととか常識じゃね?ってところも網羅しているので、知っているところはスルーしちゃってください。 

 

その① グローブの長さが重要!

レイングローブは通常、他のレインウェア(レインスーツやブーツカバー)と組み合わせて使用することが多いです。

袖口の浸水対策がされていないレインスーツと組み合わせて使用する場合は、きちんとレイングローブで対策しなければなりません。

手首付近までしか保護してくれないグローブなどでは袖口から雨水が浸入し放題になることも。

そういった場合は、ロングタイプのグローブや、袖口をカバーしてくれるタイプのグローブを選ぶようにしましょう。

  

  

その② 季節に応じたグローブを選ぶこと

かなり人によって左右される部分なので、軽くだけ触れていきます。 

 

レイングローブに限った話ではありませんが、バイク用品は 3シーズン用 ・ 夏用 ・ 冬用 というラインナップになっていることが多いです。 

お金に余裕がある方なら、夏はコレ・冬はコレ・春秋はコレ、みたいな感じで、3種類全部買うでしょう。

ただ、管理人も含めて大多数の人はそうはいかないと思っているので、その場合のオススメの買い方を紹介しておきます。

管理人オススメの買い方&理由

とりあえず3シーズン用の防水グローブだけ買う。 
 (冬は、ハイグレードな冬用グローブを買うことでしのぐ。)
    
      or

オーバーグローブを買う。
 (グローブの上から装着するため、季節感関係なく使用可能。)


※オーバーグローブはポイント”その⑤”で詳しく解説します。

  

  

その③ サイズ選びに自信が無ければ 店舗で試着すること!

レイングローブに限った話ではありませんが、バイクウェアのサイズ感はちょっと独特です。

慣れてくれば自分に合ったサイズが何となく分かってくるものですが、最初の内は不安ですよね。

そんな時は店舗に足を運んで、試着してみましょう。

運が良ければセール中なんかで、いいモデルがネットより安く買えることもありますからね。 

 

 

その④ 素材によって性能が変わります!

レイングローブに使われている素材にはいくつか種類があり、それぞれ特徴が全く異なります。

素材はレイングローブ選びの重要な指標の一つとなりますので、ざっくりと解説していきます。

 

ゴアテックス

防水加工の王様といっても過言じゃないくらい、有名な素材です。

レイングローブだけではなく、冬用グローブの高級モデルなどにも使用されています。 

 

特徴

超有名素材で、耐水性・透湿性に優れた素材。

レインウェアによく利用されており、防水性とムレにくさにおいては最強。

注意点

値段が高い商品が多く、コスパを求めるなら不向き。

  

  

ドライマスター

バイクウェアメーカーのRSタイチが開発した素材です。

レインウェアに強いメーカーが作った素材だけあって信頼性が高いイメージですね。

 

特徴

ゴアテックスほどの性能は無いものの、耐水性・透湿性は問題なく使えるレベル。

比較的薄手で、伸縮性がある生地。

注意点

RSタイチ製にほぼ限定されるため、選択肢が少なめ。

 

 

ネオプレン (ネオプレーン)

スキューバダイビングなんかに使われているウエットスーツに使われている素材。

防水性はそれなりなのですが、保温性が素晴らしく、ウエットスーツに使われている意味が実感できます。

かなり安価なので、とりあえずレイングローブが欲しい方にはオススメ。 

 

特徴

要するにゴム素材なので、防風性はかなり高い。

耐寒性・保温性にも優れている。

価格が安価。

注意点

風を通さない分、内部でムレやすい。

ゴム製品独特のにおいがする場合がある。

 

  

その⑤ オーバーグローブも雨天対策にオススメ!

お待たせしました、オーバーグローブの解説もしていきます。

ざっくりと説明すると、普段使用しているグローブの上から装着するタイプのグローブです。

要するに2重でグローブを付けるイメージですね。 

非常に便利ですが、メリット・デメリットともにハッキリしている商品なので、箇条書きで説明します。 

レイングローブを買うよりも、オーバーグローブを購入した方がいい場合もありますので、しっかり検討しましょう。

 

メリット

普段使っているグローブでツーリングに出かけられる。

防寒性能が優れているため、雨天時じゃなくても活躍する。

・下に装着しているグローブを汚れなどから守ってくれる効果もアリ。

デメリット

冬を想定して作られた商品が多いため、夏場はあつくてムレやすい。

モコモコしているので、停車中のスマホ操作やインカム操作など、細かい作業には不向き。 

かさばる&着脱が少し手間。

 

 

レイングローブ&オーバーグローブ オススメ商品10選!

前置きが長くなってしまいましたが、オススメの”レイングローブ”&”オーバーグローブ”を紹介していきます。

(分かりやすいように素材タイプ別で紹介しています。)

 

”ゴアテックス素材”ならこの商品!

ゴールドウイン(GOLDWIN) ゴアテックスライディンググローブ (スリーシーズン)

ライディンググローブにレイングローブ並みの耐水性を持たせような商品です。 

インナー素材にゴアテックスを導入しているので、外側が多少濡れていたとしても、水は通さないような仕組みになっています。

拳部分にはプロテクターが付いていますので、万が一転倒した場合でも安心感があります。

丈がショートタイプなので、レインウェアと合わせる際には要注意。

  

  

ゴールドウイン(GOLDWIN) ゴアテックスレイングローブ (秋冬モデル)

こちらは、秋冬仕様のゴアテックスレイングローブです。 

インナーにはサラサラとした生地が使われており、秋冬モデルのため防寒性は高いです。

指の部分には”シールドワイパー”という機能がついており、ヘルメットのシールドに付いた雨を払いやすくした素材が使われています。

無難なカラーデザインで3種類から選べるのも嬉しいですね。

 

 

”ドライマスター素材”ならコレ!

RSタイチ(アールエスタイチ) DRYMASTER-FIT エッジ  (3シーズン)   

ドライマスターのプロテクター装備モデル。

プロテクター装備モデルでこの価格はかなり安いですよね。

ライディンググローブに近い操作性が可能なので、走り重視の方にオススメです。

Amazonでは商品ページが1つにまとまっていないので、下記に全サイズ(S~XXL)リンクを貼ってます。

 

 

 

ヤマハ(YAMAHA) ライディング レイングローブ (オールシーズン)

RSタイチとYAMAHAのコラボモデル。

裏地にドライマスターを搭載した防水性バツグンのレイングローブ。

価格も手ごろですし、YAMAHAのバイクに乗っている人にオススメです!

 

 

 

ネオプレン素材”ならこの商品! 

コミネ(KOMINE) バイク用 ネオプレーングローブ  (秋冬春向け)  

バイク用ウェア関連に強い、コミネのレイングローブです。

2000円もしない価格のグローブですが、性能は侮れません。

カラーも6種類、サイズも8種類から選べるので、とりあえず試してみるにはうってつけのモデル。

ネオプレンの特徴である”濡れても冷たくない”が実感できるオススメの商品ですよ。

 

 

デイトナ  レイングローブ RIDEMITT #003 (3シーズン用)  

Daytona社の非常に良く出来た、ロングセラー商品です。

手のひら側の素材にシャークスキンの滑り止め生地が付いているのですが、ホントに滑りずらいです。

これと別モデルで#001という薄めの生地を使ったモデルがありますが、断然#003モデルの方がオススメですね。

かなり厚みのある商品なので、ゴムのにおいがキツいのがたまにキズ。

 

  

 

ショーワグローブ テムレスシリーズ

ゴム手袋を製造しているショーワグローブ製のロングセラーモデル”テムレス”です。

ネオプレン素材ではなくゴム素材ですが、バイク用レイングローブとして欲しい機能が高レベルで揃っているので紹介させてください。

いや、冗談じゃなくてマジですよ。

 

防水性はゴム手袋なので勿論最高峰。(一体成型なので縫い目からの浸水という概念無し)

”テムレス”= 手 + 蒸れず をモジったと推測され、ネーミングからムレにくさに自信がうかがえる。

ゴム手袋なので、グリップ性能が抜群。 

こんな感じで、見た目のダサさを我慢できれば最強の選択肢だったりします。

ラインナップは王道の”テムレス”と、ボア付きの”防寒テムレス”、袖口にゴムがついた”ジャージテムレス”があります。

個人的には、ずれにくいジャージテムレスがイチオシです。

 

  

 

”オーバーグローブ”ならこの商品!

フォーアール(4R) グローブカバー ブラック FREEサイズ

軽量で持ち運びに便利なオーバーグローブです。

防水性能はそれなりなようですが、防風性能に優れているので、寒い時期なんかには重宝しそうです。

オーバーグローブの中では、最安値に近い商品なので、試しに買ってみるのもアリですね。

  

  

ラフアンドロード(ROUGH&ROAD) バイクグローブ オーバーグローブ ブラック

こちらは、ラフ&ロード製のオーバーグローブ。

昔からある商品で、使ったことがある方もいらっしゃるかもしれません。

防水インナーを内蔵しているので、防水性は十分です。

反射プリントで印字しているので視認性がいいのもポイント高め。

 

  

コミネ(KOMINE) バイク用 レインオーバーグローブ ブラック/シルバー

コミネのオーバーグローブですね。

個人的にオーバーグローブの中ではイチオシの商品で、市販のオーバーグローブの中ではかなりの高性能。

防風性能にも優れているので、寒暖差が激しい時に持っておくと防寒具としても使えるので便利です。

M~XXLまで4種類のサイズがあり、カラーデザインも3種類から選べます。

 

 

使った後にメンテナンスすること!

レイングローブを購入して満足してはいけません。

使用後のメンテナンスを怠ってしまうと、防水性能はすぐに落ちてしまいます。

使用後に毎回すべき!とまではいいませんが、数回使用したらもみ洗い+防水スプレーを欠かさずしましょう。

そうすることで、防水性能が落ちることなく長く使用することができますからね。

防水スプレー1本あたりの価格も非常に安いので、トータルコストを考えると、絶対にやっておくべきだと思います。

 

一応、管理人が愛用している防水スプレーを貼っておきます。(革製品には対応していないので注意!)

 

  

まとめ

今回はバイク用レイングローブについてまとめてみました。  

 

雨の日に手袋が浸水してしまうと、テンションだだ下がりですよね。

特に冬場なんかだと、手が かじかんで長距離走行できなくなってしまうこともあります。

 

レインウェア・ブーツカバーも大事ですが、レイングローブも揃えておくと、いざって時に安心ですよ。

 

自分に合ったレイングローブを選んで、快適で安全なライディングにつなげましょう。

 

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。