汎用サイドボックスを購入したので、詳細レビューしてみた。【デメリット・取り付け方法】

最近、コロナ禍で丸一年くらい旅に出られていない現状にヤキモキが止まらない。

というわけで、ストレス発散のため、コロナが収まった時の為に旅用のギアを買ってみました。

 

前置きはそこそこにしておいて、早速本題へ入っていきます。

 

この記事で分かること

汎用サイドボックスの購入理由、詳細レビュー。

買って感じたデメリット。

ST250Eへの取り付け方法。

 

 

目次

ユニバーサルバイクサイドボックス

早速購入した商品のざっくりした説明から。

Amazonで2019年から発売を開始した、中華製の汎用サイドボックスです。

特徴としては、大容量・かなり丈夫なステーが付属する等かなり良質。

レビュー評価も上々で、加工さえできればほとんどのバイクに取り付け可能な製品のようです。

カラーバリエーションも豊富(全9色)で、塗装が面倒な人にも最適な商品ですね。

 

 

この商品を購入した3つの理由 

数多あるサイドボックスの中からこの商品を購入した理由は、大まかに分けて3つの理由があります。

サイドボックス・サイドパニアの購入を考えている方に向けて、それぞれ紹介していきます。

 

取り付け金具が良さげ。

サイドパニア・サイドボックスをAmazonで調べてみると、それなりの数Hitします。

ただ、取り付け金具がセットじゃなかったり、チープな取り付け金具しか付属していない商品が大多数。

この汎用サイドボックスは、しっかりとした取り付け金具が付属しているので安心感があります。

ガッチリとした金具ステーが付いてきます。

 

かなりの大容量。

この商品の外寸は、長辺42cm×短辺20cm×高さ31cmです。(長方形として計算すると26L)

正確に何リットル入るのか記載はありませんが、外寸だけで見るとかなりの大容量ですよね。

2つあわせて少なくとも40Lくらいのスペースはありますので、大き目のリュックサックくらいの収納スペースは確保できます。

普段使いにはちょっとオーバースペックかもしれませんが、工具・カッパ・軽い荷物なんかを入れるスペースとして活用できそう。

 

コスパが良い。

これよりも安い商品がいくつかありますが、上記の2つのポイントを兼ね備えたサイドボックスはこの商品くらい。

これよりも上質な商品となると、サイドパニアで有名なGIVI・SHADなどになってきますので、価格が跳ね上がります。

定番商品を買ってレビューするのが一番ですが、お財布の都合上断念しました。。。

 

 

あえてデメリットを語る。

購入・取り付け済みの私が感じたデメリットを記載していきます。

購入するまでは分からなかったデメリット、ST250Eに取り付けて気付いたことなどを記載していきます。

 

取り付けがメンドクサイ。

実際の工程については次の項目にて紹介しますが、取り付けがまぁまぁメンドクサイ。

汎用品+中国製品ということもあり、説明書などは付属していません。

自分で何とかする気概がある人じゃないとシンドイかも。

   

デフォルトの取り付け位置に注意。

デコボコになっちゃってます。

私の愛車に普通に取り付けたら、ボックスの位置が想像以上に高くなってしまいました。

取り付け位置が高くなってしまった影響で、乗り降りの際に足が引っかかりやすいです。

さらにサイドボックスの上に荷物を乗せようとすると、ボックスに負荷が強くかかりそうで不安。 

※このままだと宜しくないので、近日中に対応予定です。 

といっても、コレはあくまでも私のバイクがそうだっただけ。

上のネイキッドバイクとか、アメリカンタイプのバイクでは問題無さそうなので、ご自分のバイクと要相談ですね。 

 

品質はそれなり。

どこまでいっても、中華製品です。

溶接が雑だったり、サビやすそうな雰囲気がひしひしと伝わってきます。

強度的には問題無いでしょうが、粗が目立ちますね。。。

これも個体差がある項目だとは思いますが、私の場合はちょっと残念な結果でした。

 

 

付属品について解説。

Amazonでポチって2週間くらいで到着しました。

中国からの配送だったので少し不安でしたが、梱包も問題無く破損はありませんでした。

届いた部品はこんな感じです。 

取り付けステー×2

サイドボックス×2

補強用の棒状パーツ×1(画像中央のヤツ)

各種ネジ類

鍵×2

配線用コード×1

 

  

とりあえず塗装からスタート。 

メッキ加工はされているようですが、ピカピカなのは私の愛車に似合いません。

例のごとく”ミッチャクロン”からの”ツヤ消し黒”でパパっと手抜き塗装。

「剝がれてきたら重ね塗ればOK。」当ブログはこのぐらいのテキトー感でお送りしています。 

    

 

 

ST250Eに取り付けてみた。

私の愛車である”ST250E”に取り付けた模様を記載していきます。

ST250Eユーザーだけでなく、読者様の愛車に取り付ける際の参考になれば幸いです。

 

ステーの固定位置は3箇所

ステーのボルトで固定できる箇所は〇で囲ってある3箇所。

それぞれどうやって取り付けたか解説していきます。

 

赤〇の箇所 

サスに取り付けたかった。。。

普通のバイクだとリアサスのネジに固定するのが良さそうですが、ST250Eには難関な箇所です。

ST250Eだとリアサスがかなり斜めに倒れ込む配置になっているため、物理的に固定は不可能だから。

仕方なく、上記画像のシート固定ボルトに共締めすることに。 

ちなみに後述する緑〇の補強用パーツと幅が合わないため、スペーサーを入れたりもしました。

 

青〇の箇所

シンプルにパイプステーで固定しています。

私の場合、そのままだと高さが足りず固定不可だった為、カップリングナットで嵩増ししています。

※別にカップリングナットじゃなくて、スペーサーなんかでも代用可能だと思います。

 

緑〇の箇所 

ボルトも付属していますし、取り付け自体は簡単。

ただし、この補強用パーツはかなりの曲者なんですよね。

理由については次の項目にて解説します。

  

補強用パーツのせいで幅調整が面倒。 

固定部分が一直線になる必要アリ。

ST250Eに取り付ける上で、一番面倒だったポイントです。

補強用パーツが画像の緑マークだとすると、バイクと並行に固定する為にはリーチが足りません。

スペーサーやカップリングナットで調整して、なるべく一直線上に取り付ける必要があります。

(適当に固定してしまうと、ハの字に固定されてしまい、物凄く見栄えが悪いです)

 

   

後はケースを取り付けるだけ! 

ステーの取り付けが最初にして最大の難関ですので、ここから先はサクサク進めていきます。

ここまでくれば、付属品のネジとラバーパーツを駆使して固定するだけ。 

ケース固定箇所は4箇所。

注意点としては、青で囲んだラバーはボックス下部に使いましょう。

(ボックス底部には凸状のへこみがあるので、ぴったりフィットします。)

あとは振動防止・割れ防止・浸水防止のためにラバーを挟んで共締めしてあげれば作業完了。

 

 

装着したらこんな感じ。

まだウィンカーの移設が終わってませんが、取り急ぎ写真を撮ってみました。

どんな感じか伝われば幸いです。

  

前から見た図
斜め後ろから見た図

  

 

まとめ・総評 

汎用サイドボックスを購入した結果、 

商品自体はコスパ最強で、唯一無二な性能。

取り付け位置については購入前に要検討。

加工する気合があればいい商品。

という結論でした。

 

今回は久々の商品レビュー記事でした。

汎用品って自分のバイクに取り付けられるか不安で、なかなか不安ですよね。

人柱になったつもりでレビューしてみたのですが、如何でしたか?

 

個人的にはコスパに優れた製品だと思っているので、購入を検討している人の為になれば幸いです。

 

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。