【2021年】バイク用インカムの選び方&オススメ商品13選!【価格帯別】 

早速ですが皆さん、インカムって持ってます?

あったら便利だろうなって思っている方が大半だとは思いますが、バイク用品店なんかで眺めるだけで、実際に購入はできてなかったりしませんか? 

   

というわけで今回は、

インカムの疑問点を解消しながら、どんな商品があるのかを紹介していく記事です。 

 

下記の疑問点を解消することが出来ますので、是非最後までご覧いただければ幸いです。

よくある疑問

インカム欲しいけど、どういう基準で選べばいいの?

インカムに興味があるけど、どうせお高いんでしょ? 

予算が限られているから、その価格帯の中で一番いいインカムを選びたいんだけど。。。

 

 

目次

インカムを選ぶ際に最低限チェックしてほしい4項目!

インカムを探す際に ”最低限” チェックしてほしい4項目”をまとめてみました。

かなり重要な項目なので、インカムに興味がある方・インカムを探している方は是非参考にしてください。

   

価格

安い値札を見た人のイラスト

当然ながら、一番気になるところですよね。

今回紹介する商品ですと、最安値が6500円最高値で36000円程度。

自分のお財布と相談しながら、なるべく高性能なインカムを買いたいところですね。

  

連続通話時間

カウルのついたバイクに乗る人のイラスト

”自分がどのくらい1日にバイクに乗るか” が重要な項目です。

人によってかなり変わるとは思いますが、大体8時間前後持てば十分でしょう。

ロングツーリングをするにしても、1日に8時間くらい乗る人の方が少ないですからね。 

もし、もっと長時間乗るよ!って方がいれば、10時間以上対応のインカムも選択肢に入れましょう。

  

同時に何人使えるか

オートレースのイラスト

当然ながら、かなり重要な項目です。

下手すると無駄な買い物になってしまう可能性がありますので、何人で使用する予定かを見極めましょう。

 

購入当時は2人で使用する予定だったとしても、急遽人数が増える可能性、ありませんか?

安い買い物でもありませんので、余裕を持った同時接続数の商品を購入することをオススメします。

   

通信距離

通信距離に関しては、以下の2つを参考に検討していきましょう。 

 

Point 1 どういった場所を走るのか

例としてよく挙がるのは ”街中で使う場合”と、”高速道路を使う場合” ですね。
 
”街中で使う場合” は、大体200m程通信距離があれば十分通話可能です。
対して、”高速道路を使う場合” およそ1000m(1km)は通信距離あれば十分です。
 
車間距離を空ける必要がある場合は、通信距離が長い方がストレスが少ないと覚えておきましょう。 

  

Point 2 何人で使用するか

2人以上で使用する場合は注意が必要です。
 
2人以上の場合、先頭 と 最後尾 の距離は意外と離れてしまいます。
先ほど説明しましたが、高速道路などでは、車間距離を大幅に空けて走行する必要がありますからね。
 
利用人数が多いなら、通信距離が長いインカム、もしくは中継機能付きのインカムを選ぶことをオススメします。  

  

  

プラスアルファでチェックしたい項目

インカムは一人で走る際には使えないと見られがちですが、全然そんなことないですよ。

スマホと連携できる機種なら、音楽を聴いたり、突然の電話に対応できるようになったり。

通話機能を利用しなくても、あなたのバイクライフがより良いモノになること間違いなしです。

   

スマホと連携できるか

スマートフォン・スマホのイラスト

要は、”Bluetoothに対応しているか” ということです。

Bluetoothに対応している機種なら、下記のようなメリットがあります。

・ナビの音声指示を聴くことが出来る。

・運転中でも電話やLINEを通話することが出来る。 

・音楽を聴くことが出来る。

・Radiko(スマホアプリ)を使えばラジオも聴ける。

 

あまりにも便利なので、当ブログでオススメする商品には全てこの機能が付いています。  

  

ラジオ機能があるか

ラジオサーバーのイラスト

Bluetoothと比較すると下位互換な感じはありますが、ラジオ機能が付いているインカムもあります。

 

Bluetoothにないメリットとしては、スマホの充電を気にせずに利用できることですかね。

バイクに乗る際に、スマホナビなどを使わない硬派な方にもオススメできる機能です。 

  

 

防水機能がついているか

雨男のイラスト(天気)

”基本的には” 防水対応のインカムばかりですが、防水対応と一言でいっても様々な種類があります。

 

例えば、”生活防水” と表記されているインカムと、”IP67”と表記されているインカムであれば、

”IP67”と記載されているインカムの方が防水性能が良いです。

 

もし、大雨の日でもインカムを付けて走りたいのであれば、JIS規格の”IP”と表示されているものを購入しましょう。

  

 

ユニバーサル通話機能は?

ざっくりと説明すると、他機種のインカム同士で通話が可能な機能です。

周りの友達と同じタイミングで、同じ商品を購入するなら、問題ないですが、

もし先に友達がインコムを持っている場合なんかは、ユニバーサル通話機能対応の商品じゃないと通話できない可能性があります。

  

先々のことを考えると、あっても損はない機能なので、購入する際はチェックしましょう。

 

 

格安帯(1万円以内)でオススメの商品はコレ! 

ほぼ全商品が中国製ではありますが、10年くらい前だと考えられないくらい高性能です。

どの商品も、普通に使える性能をしているので、気軽に購入しやすいですよね。

1度もインカムを使ったことの無い方は、まずはお試しでこの価格帯から選んでみてはいかがでしょう。

 

FreedConn  バイク用インコム

格安帯のインカムを探していると、かなりの確率で目にする商品。

なかなかに優秀なスペックですので、入門機としては非常に優れた商品です。

 

一つだけ注意点をあげるとしたら、防水性能が”生活防水”であることですね。 

 

直感的な操作感ですし、LCDディスプレイが付いているので、インカムの状態が目で見て分かります。

インカムの入門機としては申し分ない性能なので、検討してみるのもアリですね。

 

  

 

FODSPORTS  FX6

格安インカムの中では超有名メーカーである、FODSPORTSのインカムです。

数あるFODSPORTSの中でも、安めの商品ですが、同じくらいの価格帯だとダントツで性能が良いです。

 

かなりコンパクトですし、操作もダイヤル式のため分かりやすいです。

Bluetoothの規格が5.0と比較的新しいのも安心感がありますね。

  

  

LEXIN(レシン)  LX-B4FM 

Amazonでベストセラーランキング1位の商品です。

価格は”格安帯”の商品ですが、レビュー評価数と高評価がとても多い商品です。

  

ノイズキャンセル機能が付いており、クリアな音質で通話することが出来ますよ。

更に、この価格で”ユニバーサル通話機能”にも対応しているので、他社製品とのやり取りも可能です。

(Amazonレビューを見ていると、たくさん動作報告がありますので、気になる方はチェックです!)

 

  

 

FODSPORTS M1-S Pro

1万円を切る価格帯のインカムの中では、個人的に”最強”だと思っている商品です。

管理人も所有しており、レビュー記事も書いておりますので、気になる方は下記のリンクでご覧ください。

 

最大8人まで同時通話可能で、ユニバーサル通話機能も完備。

保証も1年間付いてきますので、何かあった際でも安心です。   

  

高性能ですし、様々な便利機能もついてますので、管理人イチオシの商品です。

   

  

エントリークラス(1万円台)でオススメの商品はコレ! 

この価格帯から、国産メーカーの商品や、有名海外メーカーが登場します。

国産メーカー・有名海外メーカーのエントリークラスか、中国製のハイエンドモデルか、悩みどころですね。

この価格帯であれば、高機能な商品が多数なので、買って後悔しにくいのも特徴です。

 

Daytona(デイトナ) 聴くだけブルートゥース3 DT-KIKUDAKE

国産周辺機器メーカーのDaytonaさんの商品です。

このインカムは、何と言っても”聴くだけ”に特化しているということ。

え、不便じゃない?と思った方もいらっしゃるとは思いますが、ソロツーリングしかしない方には非常にオススメできます。

使える機能は、”Bluetoothでスマホとペアリング” + ”ラジオ機能” と、この2つのみで非常に潔いです。 

また、単4電池1本で駆動するので、充電の手間も必要ないです。(充電式電池も使用可能)

 

総じて、かなり特徴的な商品ですが、ソロツーリングが多い方にはおススメできる商品です。

  

  

LEXIN(レシン)  LX-FT4 

格安帯でもご紹介しました、LEXIN社のハイエンドモデルです。

格安帯の”LX-B4FM”では、すべての操作がボタン式でしたが、こちらはボタン+ジョグダイヤルが搭載されていますので格段に操作性は上がっています。

Bluetoothで、Siriなどの音声認識機能に対応しているのも、”LX-B4FM”にないメリットですね。   

 

あとは、インカムのサイドラインが光る機能がカッコいいです。(重要)

3カラー(赤、青、紫)にしか対応していませんが、ヘルメットやバイクのカラーと合わせて使えばかなりテンションがあがりそうです。

  

  

Daytona(デイトナ)  DT-E1

先ほどと同様、Daytona社のエントリークラスのインカムです。

この商品は、先ほどのKIKUDAKEとは違い、通話ができる仕様の商品です。

 

別売りパーツで、フェイスパネルのカバーを変更することが出来ます。(関連商品から購入可能)

9パターンもカラーバリエーションがありますので、自分好みのインカムにコーディネートできるのは他社にはない魅力ですね。

  

性能も問題ないですし、なんといっても国産メーカーが携わっている為、安心感がウリの商品ですね。

  

 

MIDLAND(ミッドランド) BT X1PRO S 

有名無線機メーカーである、ミッドランドのインカムです。

インカムの中でも一定の人気を誇るで商品で、操作しやすいインターフェースが特徴的です。

 

特筆すべき点は、音質へのこだわり。

高音質のスピーカー+最新のノイズキャンセラーを搭載していますので、格安帯のインカムよりもクオリティの高い音質を楽しめそうです。

  

 

ハイエンドモデル(2万円~)でオススメの商品はコレ!

一級品のインカムが欲しいなら、この価格帯の商品がオススメです。

性能に関しては、どうしても似通ってきますので、特殊な機能が付いている商品だったり、デザイン・操作性で選んでみたりと、選び方に幅が出る価格帯ですね。

ここまでくると上級者・ベテランライダーなども利用する商品が多いので、一緒に走る人が所有しているモデルに合わせて購入する、なども視野に入ってきます。 

決して安い買い物ではないので、よく考えてベストな選択をしましょう。 

  

FODSPORTS   FX30C

格安帯で大人気のFODSPORTS社のハイエンドモデルです。

 

このインカムの特徴は、ドライブレコーダー機能が付いていること。

ヘルメットに取り付けるタイプのドライブレコーダーは、他社製でいくらでもありますが、インカム機能付きの商品はかなり少ないです。

ドラレコ機能を使う場合は、7時間ほどしか稼働できないようですが、ドラレコ機能をOFFにすれば40時間ほど連続通話可能と、化物じみたスペックを誇ります。

  

煽り運転厳罰化がニュースで取り沙汰されていますが、まだドラレコを取り付けていない人は、このインカム結構オススメですよ。

※価格が19999円でしたので、2万円台の商品として紹介しました。

 

  

Daytona(デイトナ)  DT-01

Daytonaのプレミアムモデルである、DT-01。

とても人気が高い商品で、バイクショップなんかでよく見かけますね。

 

やっぱり、メジャーなメーカーが出してるだけあって、性能もかなりいいです。

エントリークラスの”DT-E1”と同様、フェイスパネルを取り換えることでカラー変更が可能です。

 

国内メーカーじゃないと不安!という方には、このデイトナ製の商品は非常にオススメできます。

  

  

MIDLAND(ミッドランド) BT NEXTPRO

ミッドランドのハイエンドモデルである、BT NEXTPRO。

ステレオ2回線同時使用可能なモデルなので、音楽を聴きながら通話を楽しむことが可能です。

以外とこの機能が付いているモデルは少なく、その中でも安い部類のインカムです。

勿論他社製のインカムと会話しながらでも、音楽を聴くことが可能なので非常に便利。

 

何でもソツなくこなせるインカムなので、初心者~上級者まで、幅広くオススメできます。

 

  

SYGN HOUSE(サインハウス) B+COM  ONE

国産メーカー”サインハウス” の B+COMです。

バイク用品店や雑誌なんかでよく見かける商品で、2008年からインカムを販売し続けている超有名メーカー。

街中やツーリングスポットでもよく見かけるインカムの一つですね。

 

B+COM ONEはエントリークラスながら、音質へのこだわりが非常に素晴らしく、バイクに乗りながら、最高の音質で音楽を楽しむことが可能です。 

なお、このB+COMのハイエンドモデルでは、音楽を聴きながら通話をすることが可能なモデルもありますよ。

”アームマイク””ワイヤーマイク”がありますが、ジェットヘルメットなら”アームマイク”フルフェイスなら”ワイヤーマイク”を購入しましょう。

  

  

SYGN HOUSE(サインハウス) B+COM  SB6X

サインハウスのB+COMシリーズのハイエンドモデルであるSB6X。

B+COMシリーズのハイエンドモデルということは、国産メーカーのハイエンドモデルであるということです。

今回ご紹介する商品の中では一番高額な商品でもありますね。

 

エントリークラスのONEと比較すると、通話や音質などは全て据え置きです。

唯一違う点は、音楽やナビの音声を聴きながら通話ができること。(MIDLANDのNEXTPROのような機能)

 

ここに価値を見出す方なら、SB6Xは最高の選択肢ですね。

  

 

終わりに 

今回は、バイクのインカムについて解説&紹介記事を書いてみました。

 

インカムってバイク用品の中では、買うまでのハードルが結構高い商品だと思ってます。

(管理人自身も長いこと買うことを躊躇していた経験がありますからね。) 

 

とはいえ、実際に購入してみたら「なんで今まで買わなかったんだろう」ってぐらいバイクライフが超快適になりましたよ。 

   

長年欲しかったけど手が届かなかったって人も、格安帯のレベルが年々あがっています。

2021年も始まったばかりですが、この機会にインカムを導入して、快適なバイクライフを楽しみましょう!

 

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。